RECRUITMENT
NEWSCON People
当社で活躍する個性豊かな社員をご紹介します。
様々なバックグラウンドを持つ、
多様性に富んだメンバーがチーム一丸となって
業務に励んでおります。
ベトナムを日本の資源循環の終点ではなく、
リサイクル事業の出発点に
ベトナム駐在所 所長
今林 伸支
「リサイクル」や「資源循環」という言葉にある「サイクル」や「循環」から連想されるように、我々の仕事は貴重な資源を必要としている人々や社会に、必要とされる形に姿を変えて伝えていくことが大切になってきます。そのリサイクルの輪は日本国内だけでは成立せず、グローバル化が進んでおり、今では東南アジア、特にベトナムに日本のリサイクル資源が向かうようになっています。
当社は2015 年よりベトナムの大都市・ホーチミンに駐在事務所を立ち上げ、今ではベトナム人スタッフは4 名になり、日本人1名を合わせて5名体制で業務を行っております。取扱量も順調に伸ばしており、現地の鉄鋼メーカー向けに安定的に鉄スクラップの販売を行う一方、昨年よりインゴット・ビレットメーカー向けに日本からのアルミスクラップの本格輸出を開始しました。
「情報格差」が無くなり、世界のマーケット情報が瞬時に伝わる環境下で重要になってくるのは現地でのお客様とのコミュニケーションです。「お客様の生の声」を日本側にも正確に伝え、WIN-WINの関係を構築するように橋渡しをするのもお客様の傍にいる駐在所の重要な役割だと思っています。単なる通訳とは異なり、文化や商習慣の違いを上手く変換して伝えることが求められます。
ベトナムでのリサイクル原料の需要拡大が見込まれる中、当社グループに於けるベトナム駐在所の役割は益々重要となってきます。近い将来はベトナムを日本の資源循環の終点ではなく、リサイクル事業の出発点として捉えて、現地法人の設立や地場企業との協業可能性を模索してゆきたいと考えています。海外の「駐在所」に終わるのでなく、当社とグループをリードしていくチームに育て活躍の場を広げてゆきたいです。
環境リテラシーの高い欧州で
アジアとのリサイクル流通を開拓する
イギリス支店 支店長
立花 忍
2019 年10 月にイギリスのニューカッスルにイギリス支店をオープンしました。現在はまだ1 名の社員で運営していますが、当社及びエンビプロホールディングスグループにおける欧州とアジアのリサイクル流通を開拓する仕事を毎日続けています。
昨年より本格的に、欧州から日本向けの基板スクラップ、ベトナム向けアルミスクラップ、東南アジア向けに銅スクラップの供給を開始する一方、当社のグループ会社より高度に選別された純度の高いミックスメタルをスペインの銅精錬メーカーにテスト販売しております。その他、廃プラスチックに関しても、リサイクルPET 材料の供給先を開拓しております。
既存のリサイクル原料の国際流通のみならず、イギリス支店では「環境」を切り口に、現地の優良企業と協業して、新材料の取扱い(自動車やオートバイの排気ガスを浄化する触媒や熱回収装置に使われる高機能接合材料、及び廃熱を電気に変える熱電モジュール)や、欧州のリサイクル最新技術(データベースやAI、ロボットを用いた廃プラスチックの最新選別技術、リチウムイオン2 次電池の不活性破砕技術、等)の調査を行っております。
欧州では政府がグリーンディール政策を推進しており、政策のプログラムとして様々なサーキュラーエコノミーの施策が実施されています。世界的に影響のある規制も多く施行され始めており、常にアンテナを張り、情報をグループ会社と共有しています。
欧州の人々は環境リテラシーが高く、リサイクルは社会的にも確固たる地位を築いています。そこに働く人達は、皆、誇りをもって仕事に取り組んでいます。国、言語、宗教、文化、通貨など、様々なモノが多様性あふれる社会の中で、時折ふと目に入る情緒ある景色を楽しみながら、毎日の営業に努めています。
将来的には自分の持つ言語スキルを
仕事に活かしたい
非鉄原料部
サプコタ・プラビン (2020年入社)
リサイクル業界に対して、汚いイメージを持たれている方々が多いと思われますが、私にとっては毎日新しいことを学べる学校です。現在は非鉄原料部で働いており、銅、真鍮、アルミニウム等、各種金属の色々な事を勉強しております。グループ会社の㈱エコネコルより回収されるミックスメタルを自分の手で選別し、分析することで非鉄金属に対する理解が深まりました。その他、先輩社員との営業や輸出用コンテナのブッキング等、少しずつ現場作業以外の業務も学び始めており、更に自信がついてきました。将来的には自分の持つ言語スキル(日本語、ヒンドゥー語、英語)を活かして、海外のお客様とビジネスが出来るようになりたいと思います。
産休・育休後に時短勤務で復帰
育児も業務も精一杯取組んでいきたい
業務部
望月 雪奈 (2007年入社)
( 株) 佐野マルカ(現( 株) エコネコル)に入社後、貿易部でキャリアをスタートし、仕入から海外販売までの一連の貿易事務を経験しました。その後、結婚と出産を迎えましたが、せっかく積み重ねてきたキャリアを無駄にしたくないことから、産休育休後時短勤務で復帰しました。他部署で国内取引の営業及び支援業務を経験後、現在は貿易事務業務を行っております。最近はコロナ禍を契機に、在宅勤務、フレックスタイム、私服制度がスタートし、ワークスタイルが変わりつつあります。三人の子供を抱える私にとって、働き方の柔軟性が上がり、家庭と仕事のバランスを取りやすくなっています。今後とも育児も業務も精一杯取組んでいきたいと考えております。
社員一人ひとりが力を最大限に
発揮出来る環境づくりをしていきたい
業務部
太田 智也 (2022年入社)
前職ではホテルのフロントスタッフとして従事しておりましたが、日々変化のある環境の中で業務の幅を広げていきたいという思いからキャリアのリスタートを切りました。当社では国内外に複数の拠点がある事からも様々な背景を持つ社員が多く在籍しており、刺激と成長を感じながら業務に励んでおります。私は業務部にて管理業務を担当しておりますが、まだまだ当グループ会社に頼っている業務も残っております。今後、当社での体制を整えていく中で前職での経験を活かしながら、社員一人ひとりが力を最大限に発揮出来る環境づくりをしていきたいと思います。